社員の顔と名前がわからない社長必読!カオナビ代表の柳橋 仁機についてまとめてみました。
導入
「社員の顔と名前が一致しない」。社員数が100名を超えてくると、なかなか社員全員の顔を覚えるのは大変です。社員の側からすると、経営層の人から名指しで声をかけられて悪い気になる社員はいないでしょう。そんな単純だけど難しいモチベーティングについて、企業の人材マネジメントを改革していこうという会社があります。それが株式会社カオナビ。そしてカオナビ代表の柳橋仁機さん。今回は柳橋さんについて調べてみました!
柳橋さんの経歴
柳橋さんは北海道釧路市で1978年にお生まれになりました。高校を卒業後、東京理科大学に進学され、同大学院の基礎工学研究科 を修了されています。卒業後はアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社し、業務基盤整備や大規模データベースシステムの開発業務に従事されます。2年後には株式会社アイスタイルに入社。人事部門の責任者として採用や制度構築、人材開発等、バックオフィスの中でも人事に特化した業務に従事されます。そして2008年に株式会社カオナビを創業されることになります。
創業時点では具体的な事業内容がなかった?(
創業当初はまだ事業内容は決まっておらず、個人でコンサルタント業務を請け負ったり、システム受託開発を行いながら生活のための金銭を稼ぐ日々が続きます。そうやってプロダクトの種を探す生活が3年続いたある日、柳橋さんのもとにシステムの製作依頼が届きます。
「社員の顔を表示できて、その写真を自由に並べ替えられるシステムを作れないか」。最初はこのシステムの目的すらわからなかった柳橋さんでしたが、クライアントの話を聞くと人事情報の一元管理ができていない会社が数多くあることが判明します。これこそ、「カオナビ」の原石でした。
本格的なシステム開発のためにVCに片っ端から電話をかけ続けるも断られる日々。そんな中、初めて会ってくれたVCの担当者が「売れる」と断言し、即決で5000万円の融資をしてくれたのだとか。
創業から正式リリースまで4年の時間を要しましたが、直感的な操作方法と市場ニーズを把握した商品コンセプトでクライアントが一気に増え、会社の規模も倍々で成長することになります。
まとめ
商品コンセプトの固まらないまま起業をされていた事には非常に驚きましたが、それが定まってなかったからこそ、今のカオナビがあるのでしょう。
経営者には勢いが大切という事を地で表現された事例と言えるでしょう。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント