株式会社インフォステラ 代表取締役CEO 倉原 直美は日本リケジョ界最高の逸材

昨今では多くのスタートアップが衛星を打ち上げて、宇宙から得られるビッグデータをもとにビジネスを展開しています。最近ではホリエモンこと堀江貴文さんが小型衛星打ち上げ用ロケットのスタートアップを設立し、目標に向かって突き進んでいますよね。夢がある業界の一方で、小型衛星にはアナログな部分が残っているといいます。それは、小型衛星が取得する情報をひとつの地上のアンテナにデータを送れる時間が一日でわずか40分だということ。このデータの受信領域を一気に解決しようとする日本人女性がいます。今回は、衛星のデータ受信課題に着目して株式会社インフォステラの代表取締役CEOを務める倉原直美さんについてまとめてみました。

倉原さんの経歴

倉原さんの詳細な出生については記載されておりませんでしたが、大分県立竹田高校を卒業されている事から、大分県のご出身なのでしょう。そして福岡にある日本でも有数の名門工業系大学である九州工業大学へ進学。同大学の大学院電気電子工学博士課程を修了されます。在学中は人工衛星の環境計測装置の研究開発に従事し、博士前期課程1年次に衛星設計コンテストで奨励賞を受賞。2年次にJAXA宇宙科学研究所で1年間の研究を経験されます。博士後期課程2年次にはイギリスのサリー大学サリー宇宙センターへ留学し、その後、東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻の特任研究員として、2013年まで低軌道衛星の開発プロジェクトに携わられていたそうです。プロジェクト終了後、民間の衛生運用システムメーカーの最大手、米Kratos Integral Systems Internationalの日本チームで国内および海外の複数の商用静止衛星プロジェクトに携わり、2016年に株式会社インフォステラを共同設立されました。2017年9月には8億円の資金調達が話題になります。
インフォステラが目指すのは宇宙からのデータを最大限生かすためのアンテナシェアリングを実現すること。同社はその基盤づくりを実現するために地上システムの主要メーカーとパートナーシップを組むなど精力的に活動されています。

まとめ

倉原さん率いるインフォステラのビジョンが実現すれば、これまで国主導で動いていた宇宙ビジネスが、民間企業の手にぐっと近づきます。宇宙を舞台に活躍する次世代のイノベーターたちの誕生に向けて、倉原さんらインフォステラの活躍には世界中からの注目が集まっているのです。

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