代表取締役の飯島剛介が株式会社サテライトネットを設立するまで

株式会社サテライトネットは代々木ゼミナールと連携を取り、大学受験予備校などの運営をしている会社です。またハイブリッド進学個別指導塾の運営や英語やプログラミング教室の運営もしています。代表取締役である飯島剛介さんが株式会社サテライトネットを起業したきっかけは何だったのでしょうか。

飯島剛介が起業をすることになったきっかけ

飯島剛介さんが起業をしたのは36歳の時でしたが、32歳までは起業するという気持ちはなく会社員として働いていました。
そして以前働いていた会社が同じように代々木ゼミナールのサテライトをしている会社でしたが、入社したときに業界の体質が悪く環境が杜撰なことに驚いたそうです。大学受験予備校では生徒を第一希望に合格させて評価を得る世界です。経営者の考えは売上至上主義でスタッフもコストカットのためにアルバイトを雇っている状態でした。その上、労働条件も悪く見かねた飯島剛介さんが経営者に対して考えをぶつけましたが、当然変わることはありません。そこで教育業界にもっと新しい風を吹かせなければいけないと思い、起業しようと決めたそうです。

株式会社サテライトネットを立ち上げるまで

飯島剛介さんは会社員として働きながら3年かけて事業計画書を作っていました。経営に関しては知識がなかったため勉強し、ポイントさえ押さえておけば80%は成功すると確信があったそうです。残りの20%の不安材料は資金調達です。自己資本を100%で始めたかったため銀行を回ったのですが、門前払いを食らってしまいます。そこでベンチャー支援センターで起業の相談をし、銀行を教えてくれました。12月に会社を設立すると決めていたのに11月まで資金調達のめどが立たなかったため、ギリギリでの会社設立だったそうです。そんな中で融資をしてくれた銀行からは最初の3年間は赤字で、4年目から黒字になるということを言われていました。それが驚くことに最初の2週間ほどで借金の返済ができるほど、売り上げがあったそうです。

株式会社サテライトネットのこれからのビジョン

飯島剛介さんが理想とするのは上場することでもなく、教育業界を変えていきたいとは思っていないそうです。ただスタッフとその家族をしっかり守れる会社にしていきたいそうで、その上でもう少し会社を大きくしていくことが目標です。福利厚生を充実させスタッフにとって働きやすい環境を作ることで、離職率を下げられるので会社にとってもプラスということでしょう。

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