株式会社AtOff社長 柴垣敏久が語るいつまでも謙虚に生きるためにすべきこと

Webマーケティングを生業にしている株式会社AtOff(アットオフ)の代表取締役社長柴垣敏久さんは、年齢を重ねても謙虚であり続けることを肝に銘じています。近年、「老害」というフレーズが世の中を席巻し、70代以上の男性や女性を相手に極めて辛辣な言葉が並びます。高齢者の運転や高齢者の考え方が昭和のままになっている問題など、確かに高齢者側が問題視されてしまっても仕方ない現実があります。柴垣敏久さんは、どのように自らを律して謙虚に生きようとしているのか、見ていきます。

「老害」になってしまうのはなぜか

全ての高齢者が老害になるわけではありません。100万人もいれば1人ぐらいは世紀の犯罪者と扱われる人がいるでしょうし、スーパースターになる人だって何人も出てくるでしょう。これと同じで、老害と言わざるを得ない人も当然いますが、中にはちゃんとした人もいます。しかし、割合で言えば、残念ながら老害と呼ばれてしまう人が多数を占めてしまう現実はあると言えるでしょう。

なぜ老害になってしまうのか、それは何かを学ぼうとする姿勢があるかないかの差と考えられます。現在でも老害と言われず、年齢を重ねても若さを感じさせる人は新しいことにチャレンジしていることが多く、常に何か挑戦しています。ところが、老害と呼ばれる人は昔ながらのやり方、考え方に固執しており、昔の方がよかった、自分の方が偉いと思いがちです。つまり、学ぶ姿勢があるかないか、これが老害を左右するポイントであり、若い時から老害になる素地はあるというわけです。なので、若い時から学ぶ姿勢に欠ける人間は遅かれ早かれ老害になりますし、「若害」になるかもしれません。謙虚に生きることは学ぶことから、なぜ人は学ぶのかの答えになるのではないでしょうか。

謙虚に生きるには、時に加害者にもなることを知るべし

柴垣敏久さんの周りにも、この人は老害と言われても仕方がないなと思ってしまう人がいらっしゃるようです。柴垣敏久さんは観察をし続ける中で、あることに気づきます。それは、被害者意識が強い人が老害になりやすい点です。自分は常に虐げられ、どれだけ努力をしても周りのせいで無にさせられる、自分は正しいことをしていても正当に評価されないと思いがちです。なので、常に被害者であることからどんなことをやろうとも彼らからすれば「正当防衛」であり、何をしても許されるのだと考えていると柴垣敏久さんは考えます。

では、謙虚に生きるために、何をすればいいのか、それは「加害者意識」を持って行動することだと柴垣敏久さんは主張します。自分はどこかで人を傷つけているかもしれない、どこかで加害者になっているかもしれないと感じていれば、「貴方は間違っている」と攻撃を受けた場合に、冷静にそのことを考えられます。これが被害者意識しか持たないと話は大きく変わります。「自分は被害者なのに攻撃された」と思い込み、攻撃してきた相手を敵とみなし、抵抗を見せます。この状態になってしまうと、もう謙虚になんかなれません。

人は常に被害者の立場に身を置くわけではなく、必ず加害者の立場に立つものです。にもかかわらず、加害者ではないかと追及を受けても、被害者意識が強く出すぎて謝ることができず、より一層僻みの意識が強まる人も少なくありません。特に年齢を重ねていくと、僻みの意識が強まり、それが老害につながっていきます。

謙虚に生きることは、実はちょっとしたことでできる

謙虚に生きることそのものは、決して難しいものではありません。少しだけでもいいので、加害者になるかもしれないと意識すればいいだけのことです。また、少しでも学ぼうとする意識さえあれば、目を覆いたくなるような人間にならずに済みます。学ぶといっても、それがギャンブルだろうと麻雀だろうとなんでもいいわけです。今までの自分にはなかったものを習得する作業自体がこの場合、とても大事だからです。新しいことにチャレンジし続ければ、自分がとても無力であり、大した人間ではないことを悟ります。年齢を重ねれば重ねるほど、自分が無力であることを突きつけられるのはきつく感じるものです。

老害にならないようにするには、過度な自信を持たないことも大事です。過度な自信は、自分がやってきたことをパターン化し、これならば成功確率が高いという方程式が完成していることで生まれてきます。いつまでもそれを持ち合わせていると、自然と老害になっていきます。

柴垣敏久さんは、自らも老害にならないよう、新しいことにチャレンジをし続けています。そして、Webマーケティングという難しい事業にも参入して自身や会社の成長に貪欲です。80歳になっても若い人から尊敬されるような人物になる、そのためには挑戦をし続けることが大事なのです。

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