CareerFly株式会社大野理恵

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンラインでの仕事が増えています。テレワークなどオフィスで仕事をするこれまでのやり方から転換されようとしており、企業のアプローチも大変な状況になっています。そんな中で外国人の人材を確保するために一役買っているのがCareerFly株式会社、代表取締役は大野理恵さんです。

日本に馴染めない日本人

人材派遣の会社で13年働いていたという大野理恵さん。しかし、言いたいことをつい言ってしまい、周囲との関係がギクシャクしやすく、和をよしとする日本のフィールドに相性が合わない人生を過ごします。そんな中、社会人になってオーストラリアへ留学。そのオーストラリアで多様性のある環境を知り、国籍などに関係なく認めてくれるところへ行けるような環境を作ろうとします。

理系女子に特化した事業

大野理恵さんはまず、海外の理系女子に絞った事業を展開しようと考えます。日本では女性が理系の道を選択すること自体一般的ではなく、女性のエンジニアはあまり多くありません。結果的に日本は人材不足で悩まされる傾向にありますが、海外は理系女子がたくさんおり、人材不足の日本と日本で働きたい理系女子の利害が一致する可能性が十分に考えられます。外国人の人材を1人でも確保する組織は劇的に変わるものです。これを大野理恵さんは狙っており、理系女子に特化した事業でまずは結果を出そうとします。元々やっていた人材紹介の仕事も活かされ、現状では80以上の国の理系女子が利用し、5000名を突破、その多くは20代から30代前半の人たちで、半数以上が海外在住です。

より外国人の人材を確保しやすい社会へ

大野理恵さんは、多くの企業が積極的に外国人の人材を確保するような時代を目指しています。一見すると難しそうな印象がありますが、決して難しいことではなく、今後この動きは加速するのではないかと大野理恵さんは考えています。もちろんどのマーケットにどんな人材が眠っているかは今後わかるでしょうが、現状ではインドなどを中心に人材確保を目指す動きをとっています。日本国内では人材不足が続き、労働人口はどんどん減り続けています。しかし、海外に行けばたくさんの人材がおり、いくらでも賄うことは可能です。アメリカを夢見て仕事をしに行くことが難しい状況になり、日本にとってチャンスがやってきたと言えるでしょう。

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