留学時代に世界を飛び回った経験をもとに起業!株式会社エイチ・アイ・エス 会長の澤田秀雄さんについてまとめました!

導入

皆さんは旅行がお好きでしょうか。このコロナ禍において、なかなか外に出られずにストレスをためられている方も多いでしょう。GWに旅行を計画されていた方々も、泣く泣くキャンセルした方も多いのではないでしょうか。今回は、現在大きな打撃を受けている旅行業界の中でも過去に注目を集めた企業 株式会社エイチ・アイ・エスの創業者であり、現会長の澤田秀雄さんについて調べてみました。

澤田さんとはどういった人なのか

澤田さんは1951年生まれ 大阪府出身の69歳です。大阪市立生野工業高校を卒業後、1973年~1976年までの4年間で旧西ドイツのマインツ大学に留学されています。工業高校から海外の大学に留学されるというのは非常に異例の経歴ですね。留学中はアルバイトで稼いだお金でヨーロッパはもとより、中東、アフリカ、南米、アジアなど50か国以上を渡り歩きます。この期間に多くの刺激を受けたことでしょう。
留学から帰国後、1980年に上京して旅行会社である株式会社インターナショナルツアーズを設立します。実は澤田さんは当初、毛皮の輸入販売を行う予定だったようなのですが、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)が調印された事で経路変更を余儀なくされます。
そこで旅行会社を開いた澤田さんは、格安航空券販売を中心に航空券とホテルを組み合わせた個人旅行やパッケージ旅行販売を手掛けるようになりました。これは留学時代の経験をもとに思いついたのでしょう。一般消費者に情報提供を行う事で、旅行好きの人々に口コミベースで徐々に広がっていったようです。

エイチ・アイ・エスの誕生

1990年には社名を株式会社エイチ・アイ・エスに変更。パソナの南部さん、ソフトバンクの孫さんとともにベンチャー三銃士と呼ばれました。エイチは秀雄の頭文字である「H」、アイ・エスは「インターナショナル・サービス」という由来だそうです。その後、1996年にはオーストラリアに国際ホテルをオープンし、ホテル業への進出を果たすとともに、35年ぶりの定期旅客輸送の新規参入航空会社となる「スカイマークエアラインズ株式会社」(現スカイマーク株式会社)を設立されました。既に大手が寡占状態であった市場に新たな企業が参入することは、非常に大きな意味があったといえるでしょう。
澤田さんは2010年に当時18年連続で赤字をたたき出していたハウステンボスの社長に就任し、なんと半年間で黒字転換を果たします。

まとめ

現在、澤田さんは会長職をしながら、ハウステンボス内のホテルに住んでおり、住民票も何とハウステンボスなんだとか。
旅行業界の大手 エイチ・アイ・エス。現在は厳しい状況が続いていますが、afterコロナではきっと業績を含めて返り咲くことでしょう。

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