株式会社MUJIN 代表取締役CEO 滝野一征の経歴をまとめてみた

人手不足が叫ばれる現代。製造体制を強化したくても、なかなかそれを担う人出の採用に苦戦している企業は多いのではないでしょうか。また、人を採用したとしても個人によってその仕事の質にムラが発生してしまうものです。現在では産業用ロボットを導入して生産力の向上と省人化を図る企業もありますが、あらかじめ組み込んだプログラムの範囲内でしか稼働しません。ただ、これまでの産業用ロボット、いや、ロボット工学の常識を覆したロボットベンチャーがあります。それが株式会社MUJIN。今回はMUJINの共同創業者であり取締役CEOの滝野一征さんについて調べてみました。

滝野さんの経歴

滝野さんは1984年に大阪に生まれます。大学はアメリカ創価大学出身。この創価というのは創価学会系の大学なのでしょうか?アメリカにも大学があるのですね。滝野さんは大学卒業後、かの有名な投資家ウォーレンバフェットの会社であり、製造業企業の中でも世界最高の利益水準をを誇るイスカル社に勤務します。そこでは生産方法を提案するセールスエンジニアとして多くの賞を獲得するなど、輝かしい実績を残されます。その後、彼が日本での厳しい生産現場を渡り歩いたことによって得た幅広い知識や現実的な視点は、特に事業化が難しいといわれるロボットベンチャー業界で大躍進する原動力となった。
滝野さんがCEOを務める株式会社MUJINはご本人とCTOである出杏光 魯仙(デアンコウ・ロセン)さんのお二人で創業された企業です。この魯仙さん、実はロボット工学の世界的権威なのですが、その魯仙さんが開発したのが、MUJINの注目されているモーションプランニングAIなのです。
どういうものかというと、ロボットをティーチング(プログラムの組み込み)をせずに、対象物が見えるもしくは目標値を指定することによって人間のようにロボットが自動で障害物まで考慮して動作してくれるというものです。人間が簡単にできる「障害物を勝手に避けて目標までたどり着く」という事は、これまでのロボットにとっては非常に難しかったのですね。この技術により、倉庫の物流や食品、自動車のピッキング領域までロボットが進出できるようになりました。

まとめ

MUJINの技術は世界中から注目を集めています。今後、人間が行っていた作業の多くが自動化されるようになるでしょう。生産性が飛躍的に高まる世界において我々がどんな能力を磨いていくかという事については常に先端技術をキャッチアップしておく必要がありますね!

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