女性起業家の土田磯実が株式会社アムの代表取締役になるまで

株式会社アムはホームページ作成を中心としたサイトのリニューアルや新規作成、カタログやロゴ作成など幅広いサービスを提供する会社です。なお株式会社アムは2020年2月より株式会社シンキオン・クリエイティブが分社化し、新たな形でスタートした会社となります。元々はネットとは無縁のファッション業界で働いていた土田磯実さんですが、なぜ株式会社アムを設立することになったのでしょうか。

株式会社アムを立ち上げた土田磯実さんはどんな方?

土田磯実さんは幼いころから母の影響でファッションやアートに興味を持ち、女性であっても働き続けたいと思っていたそうです。才能があれば絵を描いて芸術家になりたかったそうですが、なかなか難しいことや生活していくことへの不安から企業デザイナーとして就職をしました。ファッション学校を卒業していた土田磯実さんは3年間アパレルデザイナーとして働いた後に、パリへ行きたい気持ちが抑えられずにフランス語を勉強してパリへ行きます。パリでは運よくパリコレを開催しているメゾンに就職することができ、1年後にはチーフになっていたそうです。土田磯実さんは1年間フランス語を勉強しながらも必死で働いてきて、小さな努力を積み重ねることで大きな道に繋がることを確信しました。

土田磯実さんが株式会社アムを起業するまで

パリで12年間働き続けてファッションとアートを学ぶことができた土田磯実さんは、国際結婚を機に帰国します。結婚相手はファッションカメラマンをしていて、まだインターネットが普及しはじめた時に自宅にはmacなどのパソコンが数台あったそうです。その後、離婚をしたのですが元夫がハンティングされたシステム会社に勤めることになりました。ただ当時の土田磯実さんはパソコンとは無縁でワープロさえ打てない状態です。
ファッション業界とは全く違う業種に0からスタートを切る覚悟を決めて、1日15時間働き勤務中に倒れてしまったこともあったそうです。お給料を頂いている以上は会社に貢献したいという思いでがむしゃらに働きました。

土田磯実さんが株式会社アムを起業したきっかけ

就職していた会社で仕事をしていくうちに時代はネットに向かっていることを感じた土田磯実さん。これからは絶対にネットが必要な社会になると思ったそうですが、雑誌では携帯電話ですら普及しないだろうという特集もありました。会社のトップに企画書を提出したものの自分のデスクに戻ってきて、時代に取り残されると思った土田磯実さんは起業することを決意したそうです。雑誌で特集が組まれるほど「ネット社会は普及しない」と思われていた時に、自分が感じたことを信じて行動に移したことで今の株式会社アムがあるのでしょう。

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