大手証券会社のトップの経歴は?マネックスグループ代表取締役社長の松本 大さんについて調べました

導入

マネックスというと、投資を考えた人ならだれもが一度は見聞きしたことのある会社ではないでしょうか。
この会社の社長はソニーと共同出資をしてマネックス証券を立ち上げ、日興コーディアル証券子会社の日興ビーンズ証券と経営統合をする形で同グループ会社を設立しました。その社長の名前は松本 大(おおき)さん。今回はその松本さんとマネックスグループについてご紹介しようと思います。

松本さんの経歴は?

松本さんは埼玉県の浦和出身、御年56歳です。日本でも有数の進学校でもある開成中学と高校を卒業されてから、東京大学法学部へ進学されます。日本でいうところのエリート中のエリートですね。東大をご卒業された後はソロモン・ブラザーズ・アジア証券に入社し、その後ゴールドマン・サックスで勤務して債券のトレードやデリバティブ取引をメインに活躍されます。1999年にそれまでの金融業界での経験を活かしてマネックス証券株式会社を設立。その翌年には東証マザーズに上場をされています。実は松本さん、ゴールドマン・サックスに入社してからは30歳の時に最年少で経営経営者に抜擢されているんです。そんな輝かしい経歴と実績を持った松本さんは、なぜ地位と名誉を捨てて起業という道を選んだのでしょうか。

マネックス証券を立ち上げた背景

松本さんがゴールドマン・サックスで共同経営者をされていた2000年直前の時期、インターネットが家庭にも普及しており、徐々に人・物・金がインターネットを介して移動し始めていた時期でした。そんな時にゴールドマンの共同経営者であった松本さんは、会社に対して「インターネットを用いた個人向け証券取引サービス」を構築することを提案したのですが、上層部から断られてしまったのだとか。当時のゴールドマンは上場直前で、上場すれば共同経営者である松本さんには莫大な富がもたらされる状況だったのですが、その権利を放棄してマネックス証券を立ち上げたのです。地位や富が約束されていても自分の信じた道を突き進んでいくという姿勢は、時代をけん引する経営者には必要な素質なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。マネックスグループという今では日本を代表するオンライン証券会社の経営者 松本さんについてまとめてみました。これだけの文字数でも松本さんの信念や情熱を感じることができます。松本さんはとある記事で、若い世代に対してこのように語っています。
「若い人たちには私たちの世代を含め、その上の世代を追い出す権利と義務があります。」と。上の世代を追い出す権利と義務を行使できるように私たちも頑張らなければいけないですね。

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