会計×ITのメガベンチャー・freee代表はグーグル出身!?佐々木大輔代表の経歴とは?

導入

煩雑な管理業務を効率化したい…。そう思う経営者や管理部門の方々は非常に多いはず。そんな管理業務の中でも、会計に特化してクラウド化サービスを展開するマザーズ上場企業「freee」の代表 佐々木さんの経歴に迫ります!

超エリート街道を進んできた佐々木氏

佐々木大輔氏は1980年生まれの東京出身。祖父の代から続く美容院の家系に生を受けました。日本でも有数の進学校 開成中学・高校へと進学し、その後一橋大学の商学部へ進学。在学中はインターン先の現マクロミルでデータ分析やシステム開発に従事します。ここまででも十分な経歴なのですが、卒業後も輝かしい経歴を歩みます。彼がファーストキャリアに選んだのは大手広告代理店である博報堂。ここでマーケティングプランナーを経験し、次のキャリアでは投資アナリストなどを経て、世界1の企業ともいえるグーグルに入社します。彼はグーグルで日本のマーケティングプランやアジアパシフィック地域における中小企業向けマーケティング統括を担当。実は大学卒業後に美容師専門学校への進学も考えていたのは意外な一面です。ご実家を継がれることも想定されていたのでしょうか。

Googleを退社して起業をしたわけ。それは日本の課題解決のため…

アジア全体の中小企業向けマーケティングをしているとき、佐々木さんはある課題を発見します。それは日本の中小企業はITの活用が非常に遅れているという事。これを解決するために佐々木さんは起業を決意します。
そして立ち上げたのがfreee株式会社。これまでソフトをCDでインストールして一定の会計知識がないと使うことが難しかった会計ソフトですが、これを完全にクラウド化し、どの端末でも使えるようにしました。また、非常にユーザーフレンドリーな画面にすることで操作性も改善。銀行やクレジットカードの明細と連動して入力できるようになったことで、これまで多くの時間を使っていた経理業務を50分の1に短縮することを実現。日本の中小企業の生産性向上に大きく貢献します。創業当初は市場から見向きもされなかったようですが、入力が不要という間接業務の工数削減を実現した同社のサービスは一躍注目を集めます。
佐々木さん曰く「ユーザーの要望を鵜呑みにせず、本質的に何が必要なのか」という事を繰り返すことで、良い意味で期待を裏切ることを継続してきました。多くのユーザーの期待にこたえ続けた同社は昨年2019年の12月にマザーズへの上場を果たします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本の管理部門の課題を解決し続ける佐々木さん率いるfreeeは、現在では会計町域だけではなく人事労務のサービスも展開しています。「本質的な解決策はなんなのか」それを問い続ける佐々木さんは、今後も日本の課題をITの力で解決し続けていくことでしょう。

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