中国から日本へ。林志英がフォーマル子供服専門店KAJINの代表取締役になるまで

2001年にネットショップのフォーマル子供服専門店KAJINを起業した林 志英(ハヤシ シエ)さんは中国生まれ中国育ちです。
ネットショップの運営をしながら女性ライフデザイナーとして本も出版しています。
ただ海外で起業をするというのはとても大変なことですが、林志英さんはなぜ日本に来てまで今の仕事をしたいと思ったのでしょうか。

林志英がフォーマル子供服専門店KAJINを起業するまで

林志英さんは中国蘇州生まれで学生の頃から日本語に興味があったため、大学では日本語学科を専攻していました。
そして中国から来日し日本の大分大学大学院で経営を学び、卒業後に物流業務の会社に就職をします。
就職先に不満があったわけではありませんが、企業をしたいという夢を捨てきれずに『フォーマル子供服専門店KAJIN』を週末起業としてスタートしました。
起業をしてすぐは出産をしたばかりということもあり、忙しくて両立するのが大変でした。
ただ林志英さんがずっと本当にやりたいと思っていたことだったので、苦にならずに続けられました。

林志英さんの起業への思い

林志英さんは自分が幼い頃にフォーマルドレスのような華やかな衣装を着た思い出がなく、そういう衣装に対して憧れがありました。
そんな林志英さんが初めてフォーマルドレスを着たのが24歳の頃です。
フォーマル服への強い憧れが『日本のフォーマル市場を変えていきたい』という思いになりました。
それと同時に自分の子供にはフォーマルドレスを着て、華やかな思い出を作ってほしいという願いから起業に至ったということです。

林志英さんの将来の夢

林志英さんの将来の夢は日本一品数が揃っているフォーマル子供服専門店にすること、そして世界一熱くチャーミングな女性社長になることです。
それともう一つ、林志英さんには大きな夢があります。
貧しい国のスポンサーになり、小学校を建てたいということです。
今でもできる限りの支援をしていきたいと服を購入して頂いた人に、ショップレビューを書いてもらうたびにワクチンを1本送っています。
中国から日本に来て学び、そして働き、起業をする。
林志英さんの情熱があれば夢が叶う日も遠くないのかもしれません。


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