ビズテックス株式会社嶋田光敏
近年話題を集めるデジタルトランスフォーメーション、略してDX。デジタルテクノロジーの進化が人々の生活をより豊かなものにさせていくというものです。その中でも究極のDXと称され、誰でも簡単に自動化が実現できると話題になっているのがRPAです。このRPAに取り組んでいるのがビズテックス株式会社の代表取締役嶋田光敏さんです。
元サッカー選手
香川県出身の嶋田光敏さんは小さい時からサッカーをやっており、高校はサッカーの強豪校に入り、努力を重ねた結果、副キャプテンまで上り詰めます。中学までサッカー部がなかったという環境の中でゼロからの挑戦から結果を出せたことは嶋田光敏さんにとって大きな自信となります。その後J-PHONEに関連する営業の仕事に就きながらもサッカー選手として活動しますが、そのJ-PHONEが外資系企業に、その後ソフトバンクに買収されていき、転職をしないでそれぞれの働き方をしたこともいい影響を与えたのだとか。30歳で営業で全国一を達成、この時にサッカー選手も引退、自信をみなぎらせて東京へ行った時、ある出会いがありました。
孫正義の言葉
嶋田光敏さんは孫正義氏が主催するイベントに参加、経営のイロハを学びます。そこで孫正義氏に言われたのが「自分の登る山を決めろ」という言葉です。人生を懸けて登る山を見つけたら半分成功したようなものという意味合いが込められています。40歳で退職し、現在の会社を起業し、RPAに取り組み始めます。技術的に難しく、立派なエンジニアなしには成立しない分野において、嶋田光敏さんは懸命にエンジニアを探し、とにかくいろいろな人に会って口説いていきます。こうして信頼できるパートナーと出会い、事業は軌道に乗ります。
iPaaSへの挑戦
現在嶋田光敏さんはiPaaSというものにチャレンジしています。iPaaSとはエンジニアがこれまで時間をかけて作っていたものを、素人でも簡単に作れてしまうというもので、iPaaSがサービスとして確立しました。RPAの業界の先頭を走り、iPaaSでも他の追随を許さないところまで成長を続ける嶋田光敏さん。日本の生産性を少しでも高めるにはこのような技術なしにはありえません。それを実現させたわけですから、数年後脚光を浴びる存在になっているはずです。
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