コーナン商事株式会社 疋田 直太郎社長の収入や経歴を公開します。
大阪を中心にホームセンターを出店し、現在は全国への展開も積極的に行っているホームセンター「コーナン」。2019年のホームセンター業界ランキングではコメリに次ぎ業界4位という立ち位置で、プロ御用達の会員制ホームセンターである「建デポ」を買収したことでさらに存在感を増しています。今回はM&Aなどで業界再編が活発になっているホームセンター業界の中でも、関西の雄・コーナン商事社長の疋田直太郎さんについてまとめてみました。
疋田さんの経歴、資産について調べてみた
疋田(ひきた)さんは1956年10月生まれで、大阪府出身。今年64歳になります。お父様はコーナン商事株式会社の前身である港南株式会社を創業した疋田耕造さん。
疋田さんは、芦屋大学の産業教育学部を卒業後、コーナン商事株式会社に入社します。ちなみに余談ですが、この芦屋大学は日本のビバリーヒルズといわれる兵庫県芦屋市六麓荘に位置する大学。入学する生徒は、これまた一様にお金持ちの子供ばかりだとか。既に港南株式会社自体が軌道に乗っていた証ですね。
話を戻し、疋田さんは1987年に部長、1991年には常務取締役事業本部長、1991年には取締役副社長を務められます。また関連会社の社長を歴任し、そして2013年に女性役員の不正取引がきっかけとなって退任を余儀なくされたお父様 耕造さんの後任として社長に就任。その際に、風通しの良い会社にしたいということで意気込みを語った疋田さんですが、その言葉の通りコーナン商事は急成長を実現しています。
また、疋田さんの資産についても調べてみました。
東証一部上場企業であるコーナン商事の株を約180万株保有されています。そして現在の株価は3000円程度なので、株式での保有資産は54億円にも上ります。そして年間の役員報酬は2億円程度なので、サラリーマンの生涯年収を1年少しで稼いでいることになります。本当に羨ましい限りです。
現在のホームセンター市場は全体的に上昇傾向にあります。それは豪雨水害や台風といった関西圏の災害需要で売り上げが伸びたほか、プロ向けの業態である「コーナンPRO」が好調である事。そして冒頭にも記述したLIXIL系の会員制建築資材卸の建デポを240憶円で買収したことで、単純計算では売上規模で言うとコメリを上回ることになります。
まとめ
現在業界再編が進むホームセンター業界ですが、コーナン商事は積極的なM&A攻勢を進めており、本年2月にはパン・パシフィックインターナショナルホールディングス子会社であるドイトのホームセンター・リフォーム事業を買収しています。今後のコーナンの立ち位置や疋田さんの経営手腕には引き続き注目していく必要がありそうです。
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