カンブリア宮殿にも出演した”石で紙を作る会社”株式会社TBMの社長 山崎敦吉さんについて調べた!
導入
2011年にある会社が創業しました。その会社は株式会社TBM。創業から数年で資本金は100億を超え、様々な会社との共同開発を行う企業。この企業の事業内容とは、”石で紙やプラスチックを作る”ということ。今回はLIMEXという新素材を発明して多くの企業から注目されている株式会社TBMの山崎敦義社長についてまとめてみました。
中学校卒業と当時に大工へ!?
山崎さんは1973年に大阪府岸和田市でお生まれになりました。中学校を卒業された後に高校に進学されず、大工になられました。そして20歳の時には中古車屋を起業されており、既に経営者としての一歩目を歩み始めます。
その後、いくつかの事業を始めたりバイアウトしたりなどを繰り返していくうち、34歳の時にストーンペーパーに会ったのだとか。
当時は「エコ」に大きな注目が集まっており、山崎さんはこの素材に注目します。ただしストーンペーパーを生産していたのは台湾のメーカー。山崎さんは知り合いを通じて直接メーカーと交渉し、日本への輸入権を手に入れる事ができましたが、台湾のストーンペーパーについて市場は反応しませんでした。
重さ、品質と価格がマッチしなかったのです。でも山崎さんはそこで諦めませんでした。「きっとこの製品は可能性がある。」それを確信した山崎さんはストーンペーパー素材の独自開発を始めます。
LIMEX(ライメックス)の誕生
経産省やVCなど様々な機関から資金が流入していきます。総額40憶円。「世の中に役立っていく」というわかりやすい大義名分のもと、研究開発を進めていきます。木や石油などの資源を使わないこの素材は国を含めて多くの期間から注目を集めたのです。そこで石灰石とポリオレフィン樹脂で作るこの素材は石灰石の英語表記のライムストーン(LIMESTONE)と、X(無限の可能性と様々なアプリケーションで作るという意)でLIMEX(ライメックス)と名付けられます。このLIMEXは水や木、石油を使わずに紙やプラスチックを作ることが可能で、今後も需要が伸びると予想されています。
まとめ
山崎さんは創業時のポリシーである「理想は高く、現実は泥臭く」という言葉を大切にしながらともに感動できる仲間や関係者とともに市場を開拓していっています。この仲間や関係者を増やしていく。山崎さんの記事を作成しながら、人はちょっとしたヒントでさまざまなチャンスを生み出せると気づきました。
TBMのLIMEX、注目すべき素材と技術であることは間違いありません。
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