株式会社ダスキンの代表取締役である山村輝治さんはどんな人?

株式会社ダスキンは清掃業務を中心に行っていて、それ以外にも外食産業も展開する会社です。創業者は鈴木清一さんで株式会社ダスキンはフランチャイズ事業である「ミスタードーナツ」も展開しています。元々は卓球の道に進みたかった山村輝治さんですが、なぜ株式会社ダスキンの代表取締役社長に就任することになったのでしょうか。

山村輝治の経歴は?

山村輝治さんは大阪府大阪市出身で1957年1月28日生まれました。中学時代にお笑い芸人の松本竜助とダブルスのペアとして卓球に没頭し、その後卓球の名門である興國高校に進学します。しかし入学後、レベルの違いを感じそれと同時に肩を痛めてしまったこともあり、同志社大学からの誘いを断りました。
そして、卓球をしながら教師を目指そうと思った山村輝治さんは、大阪体育大学体育学部に進学しました。大学卒業後は2年ほど小学校の講師を務めたのですが辞めてしまい、その後高校の卓球講師をしたいと考えるようになったそうです。そして1982年の山村輝治さんが25歳の時にダスキンに入社し、同時に女子卓球部のコーチになりました。しかし1997年に卓球部が休部となって、山村輝治さんは卓球との生活に終止符を打ちました。ダスキンでは清掃用具レンタル事業の訪問販売で営業の実績を積み、最年少で部長に就任します。2004年に株式会社ダスキンの取締役となり、その後2009年に代表取締役社長に就任しました。

山村輝治のフランチャイズへの思い

山村輝治さんは清掃事業においても、外食産業においてもフランチャイズ化にこだわってきたそうです。その理由の一つが創業者である鈴木さんの「フランチャイズは人生の道」とし、事業を開始してから加盟店と助け合い共に繁栄することを目指してきたことに基づいているからだそうです。会社の創業者は会社を運営することで成功に導き、幸福感を味わうことができます。

そこで自分だけが幸せになるというのではなく、「もっとたくさんの人に経営者としての喜びを味わってほしい」と思ったのです。ダスキンのフランチャイズシステムによって全国の加盟店のオーナーが、それぞれの地域で役立つことを願ったそうです。

株式会社ダスキンの今後のビジョン

時代の変化と共に商品やサービスはどんどん効率化を図ったり、便利になっていきます。その時代の流れに合わせて自らを変えていかなければ、いずれ会社は廃退していくことになりかねません。株式会社ダスキンが求めるのは、また情に流されすぎず、逆に冷徹に経済を追求しすぎることなく上手に両立していくことなのです。この姿勢をしっかり追及することで時代の流れに伴った、お客様を満足できる商品やサービスの提供ができると考えているそうです。

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