株式会社キッチンスターター代表渡辺 浩志さんが展開しているビジネスが面白い

飲食店を開業したり、新たな商品を開発するためにはそれなりにまとまった資金が必要です。個人で開業しようとしても、必要な資材を調達するためにはそれなりの資金が必要になります。銀行などの金融機関に融資を求めるのも、そこまで簡単な方法ではないですよね。ただ、現在はITの力を使って、個人が個人に融資できる時代がきています。今回は食に特化したクラウドファンディングサービスを展開する株式会社キッチンスターターの代表 渡辺浩志さんについてまとめてみました。

渡辺さんの経歴

渡辺さんの出身地等の記載は残念ながら見つかりませんでした。ただし、幼少期から実業家であるお父様の影響を受けていたようです。「ほしければ自分で稼ぎなさい」という教育方針のもとで育った渡辺さんは、14歳から定額のお小遣いではなく、彼の工夫に対しての評価でお金をもらえるような環境だったと言います。空き缶拾いからコーヒー豆の輸入まで様々なビジネスをしていたようです。18歳のころにお金目的でやり始めた事業で大きな借金を抱えてしまったそうです。明治学院大学卒業後、縁があった総合商社の兼松へ入社。当時世に出回り始めたばかりの携帯電話関連ビジネスに着手され、中国・韓国等の基幹部品を初めて日本に導入されたそうです。その後英国Symbian社にて、日本支社の立ち上げ、ライセンス拡大に従事されて、2003年からゲーム会社のKLab社に参入し、黎明期から営業部長、事業部長等を歴任されます。大規模法人向けのビジネス戦略立案、責任者として活躍されます。その後、2010年からフリービット株式会社にてクラウド事業の総責任者として参画し、2013年株式会社セマンティックゲートの設立を経て、2015年株式会社キッチンスターターを設立し現在に至ります。”食”を選んだきっかけは「消して消えない分野」にクラウドファンディングを当てはめるため。
「世の中のキッチンを豊かにしたい」という理念のもとに、世界中の職にたいして貢献がしたいという思いからは事業をはじめます。プロジェクトの登録と同時に不特定多数に対する「リサーチ・マーケティング・PR」を無料で支援できるサービスにもなっており、今後の日本の食をより一層盛り立てようとしています。

まとめ

渡辺さんと同社は食の特化型のみならず、様々な伝統工芸の輸出にも活用していくことを目指しています。製品が売れない事や後継者が育たないことを、クラウドファンディングで解決解決していく。M&Aとはまた違う事業継承で社会課題解決を目指す渡辺さんの活動に今後も注目していきたいと思います。

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