ゴールドマン・サックスから仮想通貨取引所を起業するまでの道のり。ビットフライヤー社長の加納裕三さんをご紹介します!

導入

仮想通貨の大暴落から凡そ2年が経過しました。多くの方が含み損を抱えているもしくは実際に決済をして損をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな現状においてもユーザーへの安心感を与えながら堅実に事業運営をしている仮想通貨取引所があります。それがビットフライヤーです。今回は業界最大手の仮想通貨取引所のビットフライヤーを設立した加納裕三さんの経歴に迫ります!

加納裕三さんの経歴について

加納さんは1976年生まれの愛媛県出身です。加納さんは東大理科一類を卒業後、東大大学院工学系研究科を修了します。そしてアメリカでゴールドマン・サックス証券に入社し、エンジニアとして自社決済システムの開発、トレーダーとしてデリバティブ・転換社債トレーディングに従事することとなります。中学高校の経歴は明かされていませんが、輝かしい経歴ですね!ゴールドマン・サックスに在籍し続けたわけではなく、一度BNPバリパ証券に転職されているようですが、2007年にはゴールドマン・サックスに復職されています。その後、仮想通貨に可能性を感じた加納さんは日本に帰国して2014年に株式会社ビットフライヤーを設立されました。

加納さんと仮想通貨との出会い

加納さんが始めて仮想通貨の存在を知ったのは、証券会社勤務中の出来事でした。当時は仮想通貨に対して全く可能性を感じていなかったそうです。ですが、2013年の11月、ビットフライヤー設立の2か月までに連邦準備制度理事会(FRP)議長のBenjamin Shalon Bernanke氏が「ビットコインには長期的に可能性をもつ領域があるかもしれない」という発言をもとに考えが変わったようです。正直、ここまでふわっとした発言で自分の考えが変わるのは非常に驚きです…。仮想通貨やブロックチェーンの可能性を感じた加納さんは「5年後には確実に金融業界は変わる」と確信したそうです。
起業を前提として入社していた加納さんは、先ほどのBenjamin氏の講演終了後に退職。起業準備を始めました。数回の仮想通貨の騰落はありましたが、荒波を経験しながらビットフライヤーは顧客満足度を向上させながら業界での存在感を増していきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。現在、加納さんはビットフライヤーHDの会長を辞任して、よりブロックチェーンの可能性を最大化させるビットフライヤーブロックチェーンの代表取締役に就任されています。
バブル崩壊後、現在は仮想通貨相場は苦しい状況が続いていますが、純粋にブロックチェーン技術そのものが人々の日常にとって不可欠なものになれば、加納さんもビットフライヤーもその名実をさらに向上させていくことでしょう!

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