ニッポン放送 代表取締役社長 檜原麻希さん についてまとめました

ラジオ業界のトップランナーであり、深夜ラジオで最も有名な番組オールナイトニッポンでおなじみのニッポン放送。
2019年、ニッポン放送の歴史上、そして在京キー局の歴史上初めて女性の社長が誕生しました。その名は檜原麻希さんです。

檜原さんの経歴

檜原さんは1961年9月7日生まれで東京都のご出身です。学生時代は写真を撮るのが好きだった檜原さん、慶應義塾大学文学部を卒業すると、1985年にニッポン放送に入社します。小学生の時からニッポン放送を聞き、オールナイトニッポンもチェックしていたことから、子供のころからの憧れの会社への入社を実現されます。当時のニッポン放送は24時間働くことを求められるような、現代ではなかなか考えられない労働環境だったとか。現代では労基が動きますね。ですが檜原さんはそんな状況でも懸命に働きます。
アーティストの方とも親交が深く、2012年に編成局長だった時には松任谷由実さんに、レーティング期間限定で編成局長を依頼し、会議に何度も出るなど真剣な活動を行い、評判を集めます。ユニークなこともしており、2007年、デジタルコンテンツ部長だった時には、丸の内でデジタルラジオ局を立ち上げます。地元の企業と協力してラジオの魅力を高めていくなど、当時からラジオ本来の可能性と現代との融合に向けて尽力していました。
2015年に取締役になると、2018年には常務、そして2019年代表取締役社長となり、ニッポン放送の立て直しに力を注ぐことになります。
そんな檜原さんが最初に行ったことは組織再編です。編成局や営業局の名前を変更し、コンテンツプロデュースチームを立ち上げる他、檜原さん直轄のコンテンツ会議も新設されます。
ニッポン放送にはオールナイトニッポンなど伝統的な番組が多く、ラジオチャリティーミュージックソンでは、ニッポン放送で働く社員全員が参加するなど、ニッポン放送にしかないものもあります。それを大事にしつつ、新たなコンテンツを立ち上げていくのが檜原さんの役目でもあります。
以前は株式上場をしており、それがきっかけで当時のライブドア社長だった堀江貴文さんに株式の買占めを行われ、騒動になったこともあるニッポン放送ですが、現在は上場廃止しています。

まとめ

ニッポン放送という大きく、そして歴史のある企業のトップが女性になったことは非常に価値のあることではないでしょうか。放送業界というのは非常に男性優位な社会で、そしてあまり情報が表にでない業界ということもあり、黒い噂が絶えません。放送業界の一企業の社長が女性になることの価値は想像以上に大きなものがありそうです。

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